2016年1月9日土曜日

ヨーガ・スートラ第1章第4節

ヨーガ・スートラ第1章第4節

वृत्ति सारूप्यमितरत्र

(English below)

【ヴリッティ サールーピャム イタラトラ】

考えの動きをきちんと整理しないと、
それが本当の自分の考えと思ってしまって、人は苦悩します。

If you don't organize your mind/emotions well, you suffer because you think it is your true self.

~スートラの解説~

私たちは常に、何かしらの考えをしています。

次から次へと雑念・妄念がわいてきて、

時にはそれに捕らわれてしまうこともあります。

しかし、次々と浮かんでくるそれらの思考が、

私たち自身というわけではありません。

ヴェーダ(聖典)の最終章ウパニシャッドでは、
人の本当の姿は真我(アートマー)であると教えます。

真我、本当の自分を理解しないと、

次々と出てくる雑念と本当の自分とを区別できず、

苦悩に捕らわれてしまいます。

もし、雑念が荒れ狂うなら、考えの波を鎮めて落ち着きましょう。

自分で考えをきちんと整理して、穏やかな心で過ごす時間を少しずつ

増やしていきましょう。

真我の存在を意識し、それを見失うことのないようにしましょう。


We think all the time. Worldly thoughts appear over and over, never ends and sometimes you are completely caught up in them.

But you have to notice that they are not yourself.

Upanishad in the final chapter of Veda teaches that your true self is Atma, not your thoughts.

Notice Atma, your true self. Otherwise you suffer by thinking that yourself equals wondering thoughts.

Take time to organize yourself and spend more time to be calm than involved in your wondering thoughts.

Always notice your true self and try not to loose it.


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2016年1月8日金曜日

ヨーガ・スートラ第1章第3節

ヨーガスートラ第1章第3節

तदा द्रष्टुः स्वरूपेऽवस्थानम्

(English below)
【タダー ドラシュトフ スヴァルーペー アヴァスターナム】

心が静まる時、変化を観る者である自分自身の本当の姿を知ります。

When your mind is calm, you notice your true self which is that you are the one looking at the change.

~スートラの解説~

雑念が静まった時に、自分自身の本当の姿を知ることが出来ます。

そして、その状態に留まることができます。

それは言い換えれば、無知からの解放とも言えるでしょう。

人は怒りや憎悪、不安や苦悩、悲しみや絶望などの感情に取り込まれてしまうことがあります。

そういうとき、グッと視野は狭くなり、目先のことでさえ冷静に考えることができなくなって、

自分自身を見失ってしまいます。自分は何者で、何を成すために生きているのか、

自分が存在する理由を、見失ってしまうのです。

そんなときは、思い出して下さい。

怒りや飢え、悲しみや不安を感じているのは、あなたの真我ではなく、

あなたの肉体でしかないということを。

本当のあなたは決して傷つかず、飢えず、静寂そのものであるということを。

あなたはこの世界に、魂を磨くために来たのです。

そのために一時的に肉体に宿っている存在であるということを、思い出してください。

You are able to notice your true self when your worldly thoughts are calm.

You are also able to stay there.

That is the release from the blindness.


People are sometimes involved too much to the self emotions such as anger, animosity, worry, anguish, sadness and depression.

When you are involved with the emotions, you have a narrow view of things and it is very hard to be calm to see things even in front of you.

You are lost and don't know what to do in your life.

You don't know why you exist.

But you need to remember then.

Your emotions are not yourself.

It's not your true self but just your body.

Your true self is not hurt or hungry, but always silence.

You came to this world to shine up your soul.

Always remember that your body is temporary used for the soul.



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ヨーガ・スートラ第1章第2節

ヨーガ・スートラ第1章第2節

योगश्चित्तवृत्तिनिरोधः

(English below)
【ヨーガハ チッタ ヴルッティ ニローダハ】

ヨーガとは、心の動きを静かに収めることです。
Yoga is to calm your mind.

~スートラの解説~

二ローダとはサンスクリット語で、

止める、収める、静かにするといった意味があります。

心を止める、収める、静かにするということは、

単に雑念を静め冷静になるということだけではありません。

真意は、客観的に自分の心を見て、

それを通し、私たちの本当の姿である真我(アートマー)の存在に気が付くことです。

私たちは誰もが魂を成長させるためにこの世界にやってきています。

その真実を受け止めた時、誰もが自由への扉を開けることができます。

Nirodha means stop, calm down or quiet down in Sanskrit.

It means more than just impassivity by getting lid of worldly thoughts.

The true aim is to notice your true self(Atma).

We all came to this world to grow our souls.

All of us is able to open the door to the freedom when you notice the truth.



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2016年1月7日木曜日

ヨーガ・スートラ第1章第1節

ヨーガ・スートラ第1章第1節

अथ योगानुशासनम्

(English below)
【アタ ヨーガーヌシャーサナム】

さあ、これからヨガを説明しましょう!
Let's explain about yoga!

~スートラの解説~

この「アタ」という音から195個の詩(ヨーガスートラ)が始まりました。

アタという音はオーム(聖音)と同じで、世界ではじめて起こった音です。

その音は、時間を超えて後世の多くの人々に、

祝福と吉兆が訪れるようにとの願いが込められています。

ここから、ヨーガスートラが始まっていきます。

~yoga-sutra~

195 poems begun from the sound of 「ATA」.

ATA is the same as the sacred sound,  Aum, the first sound of all.

This sound is used to send the benediction and fortunate sign by getting across the time and reaches after ages.

This is the beginning of yoga-sutra.


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2016年1月5日火曜日

聖者パタンジャリ

聖者パタンジャリはインドに実在していた人物です。

現代でもパタンジャリ先生として親しまれています。


インドではパタンジャリ先生は聖者であり、

ビシュヌ神の使いで守り主である、

千の頭を持つ聖なる白蛇(アナンタ)の生まれ変わりと言われています。

また、ヨガの創始者であるシヴァ神がヨガについて語っているところを盗み聞きしてしまったため、

シヴァ神によって、人間にヨガを広める使命を課されたと言われています。


他にもパタンジャリ先生の不思議なお話が後世に伝えられています。

人に生まれ変わるために母親が必要だった白蛇のアナンタは、

ある日、水辺で祈りを捧げるゴニカという女性と出会いいました。

ゴニカは手を合わせて男の子が欲しいと祈っていたのです。

そこでアナンタはそっとゴニカの手の中へ入ったのです。


ゴニカが目を開けて手のひらを見ると、小さな白蛇がいまいた。

その白蛇が小さな人へと変わっていきました。


ゴニカは手を合わせた仕草(anjali)、のとき、ぽとり(pat)と天から落ちてきたので、

それに由来してその子に「patanjali:パタンジャリ」と名前をつけました。

パタンジャリとは、人々のために天から祈りの合掌の中に落ちて、

たくさんの人々の苦しみを救ったという意味の名前なのです。


パタンジャリ先生の三つの功績

①人間が生きるために必要な智慧の集大成「マハーバーシャ(文法大解説書)」を記した。

②心の健康を整えるための教え「アーユルヴェーダのお教え」を記した。

③心の健康と幸福を得るための方法である「ヨーガスートラ」を記した。



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2016年1月2日土曜日

心を収める方法

ヨガでいう心を収めるとは、考えを上手に使えるようになることです。
私達は普段、無数の思考にさらされています。
そこで、苦悩や混乱に繋がるような頭の中の思考を静める必要があります。
そうすることで、本当に考えるべきことを見据えることが出来るようになるのです。
それが心を収めるという意味です。
研ぎ澄まされた知性で真実を深く考え、
苦悩や恐れ、憎しみや嫉妬の原因となる考えに向き合い、
それらに簡単に振り回されないようにしましょう。
普段の行いを正し、ヨガを学び、自分を磨くことでそれは可能になります。



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サマーディ(悟り)の状態

心が整理整頓され、真実をみることができる状態をサマーディと言います。
サマーディはYogaの悟りと言えます。
もう少し詳しく言うと
無知や混乱がなく、自分と世界の真実をはっきりと見ることが出来て、
それを抵抗せずに受け入れ、どこにいてもどんな条件でもくつろぐ自由があることが悟りの状態です。
そうした悟りの状態にいる人は、
すべてに納得できる心の大きさと広さをもっていて、いつも自由な自分でいることができます。
物事の真実を見るために心は澄みきった状態にあり、
それはすなわち、恐れも悩みも苦悩も憎しみも嫉妬もない心の状態だということです。
誰かの敵になることがなく、誰のことも敵として見ることがない。
調和に生き、抱える悩みがない状態。
そういう自分を作るのがYogaです。



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