2016年7月17日日曜日

無事に赤ちゃんが生まれました

ご報告が遅くなってしまいましたが、無事に赤ちゃんがうまれました。元気な男の子です。

帝王切開の手術が終わるまで、待ち合い室で待ちました。

看護師さんには、手術が始まって30分くらいで赤ちゃんに会えますよ、そのあと奥さんはお腹を縫うので二時間ぐらいかかりますと言われていました。

30分過ぎた頃から、まだかまだかと手術室の前をウロウロいったり来たりしてしまいました。

もう一時間もたつのに赤ちゃんが出てこない…。大丈夫かなあ。と少しだけ心配になりました。

心を落ち着けようと思って、待ち合い室で義理父、義理母と話していると、

手術室の方からおぎゃあと声が聞こえてきて、その少し後に看護師さんが赤ちゃんを連れて出てきました。

看護師さんの方によってみると、妻の名前がプレートに書いてあったので、自分の子だとわかりました!

めちゃめちゃ感動的でした。

つ、ついに自分の子供!

なんというか、不思議な気持ちがしました。

何かが私の中から溢れんばかりに込み上げてくる感じでした。

はじめ、単純に私達のもとに生まれてくれて、本当にありがとうと思いました。

そして、次にお腹の中でこの子を育て、そしてお腹を切ってこの子を産んでくれた妻に心から感謝の念を抱きました。

この世に神様という存在がいるのなら、

私は神様に感謝致します。と生命の尊さとその奇跡に感謝しました。

また、この惑星が誕生してから今日の私と妻まで命を繋いでくれた全ての先祖達の人生に感謝をしました。

同時に、そこに関わった全ての生命にも感謝をしました。

そして最後に、現世にある全ての存在へと感謝が広がって行きました。

すると溢れんばかりだった気持ちがすーっと静まり、平穏な心となりました。

走馬灯のように一瞬の出来事でした。

私は赤ちゃんをぱっと見て、良かった、健康体で元気な赤ちゃんだと思いました。

義理父と義理母とも近寄ってきて

「あら~、可愛い赤ちゃんね~。」

「元気にないて、良かった良かった。」

そういってしばらくの間、ずっと赤ちゃんを見ていました。

義理父と義理母はとても優しい笑顔を赤ちゃんに向けていました。

私はそれを見て、

赤ちゃんは生まれた瞬間から人の心を明るくしてくれて、人を笑顔にさせてくれて、そして優しい気持ちにさせてくれたんだなーと思いました。

人間の根本というか、本性というものは他人の心を明るくすることなんだなということを、とくと見させてもらった気がしました。

人は本来、善なる存在であり、その清らかさが大人になるにつれて失われてしまうことが多いだけで、

磨けばいつでも光得るものなのだなと私は自分の赤ちゃんに教えてもらいました。

ですから、全ての人を愛そうと思うことが出来ました。

赤ちゃんの誕生は私に多くの事を気付かせてくれました。

子育てはさらに多くの事を気付かせてくれることでしょう。

私はそれをブログに書き留めておきたいと思っています。

どうかこれからも、末長くよろしくお願い致します。

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