昨日おっぱいマッサージなどをご紹介したので、産院で教わった母乳が出るしくみなどを続けて記事にしたいと思います。
<妊娠中>
おっぱいを作る準備は始まっていますが、胎盤から分泌されるホルモンにより本格的な母乳の分泌は抑えられています。
<産後2、3日~8日頃まで>
出産後、胎盤が子宮の外に出ることで、妊娠中のような母乳分泌の抑制がなくなります。
また、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって、母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンと、乳汁を外に出すオキシトシンというホルモンが分泌されます。
この時期の母乳の量はごく少量ずつですが、頻繁に赤ちゃんに吸われることによって、毎日少しずつ量が増えていきます。
また母乳が充分に出ない出産直後の時期も、赤ちゃんはその分の栄養を蓄えて産まれてきていますので、母乳がたくさん出ていなくても赤ちゃんには何ら問題ないことがほとんどです。
<産後9日目以降>
おっぱいの中で作られた母乳が飲み取られて、おっぱいの中が空になればなるほど、母乳をたくさん分泌しようと働きます。
反対に、母乳をおっぱいの中に残したままにしておくと、母乳を作る必要がないという方向にホルモンが働いてしまい、母乳分泌の減少につながる可能性があります。
これは、昨日の記事の乳腺の炎症にもつながる可能性があります。
とにかく母乳は作られるようなので、どうにかして出すのが必要なんですね!
産後でも最も重要な母乳の問題。
また何かあれば記事にしたいと思います。
Thanks!
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