2016年1月20日水曜日

ヨーガ・スートラ第1章第11節

ヨーガ・スートラ第1章第11節

अनुभूतविषयासंप्रमोषः स्मृतिः 

【アヌブータ・ヴィシャヤー アサンプラモーシャ スムルティヒ】

以前に経験したことが、無くならずに心にのこっているものがスムルティ(記憶)です。

Sumuruti (storage): The memory with the experience which never get away from your mind and still there.

~スートラの解説~

スムルティとは過去にした経験が記憶されていることをいいます。

それらの中には、過去に間違って覚えた記憶も、

想像しただけの考えで心に残っているものもあります。

しかし、聖典から得られる知識によって、間違った記憶や結論は改めることができます。

そのことを「心を浄化する」と言います。


また、私たちが夜に見る夢は、記憶をベースにしているといいます。

そして、夢は私たちのカルマを解消してくれるものでもあります。

私たちが恐ろしい夢を見るのは、それを現実で経験しなくてもいいように、

夢で経験させてもらっているのです。

恐ろしい夢を見た時は、

これでカルマが一つ解消されたのだと安堵しましょう。

せっかくカルマが解消されたのですから、恐ろしい夢を後々まで引きずらないようにしましょう。


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