2016年1月21日木曜日

ヨーガ・スートラ第1章第12節

ヨーガ・スートラ第1章第12節

अभ्यासवैराग्याभ्यां तन्निरोधः 

【アビャーサ ヴァイラーギャービャーム タン ニローダハ】

繰り返しの練習と正しい見極めによって、苦悩の原因になる考えをケアすることができます。

We are able to care the root of the deep anguish by repeated practice and the right judgement.

~スートラの解説~

苦悩の原因になる考えを収めることがヨガであるとパタンジャリ先生は言いました。

そのためには、真実を正しく見極め、心の乱れを静めることが必要です。

心は瞑想をすることで静めることができます。

瞑想では、心の動きをしっかりと観て、それに振り回されず、意識的に心を収めることが大切です。

人は生きている限り、

雑念、妄念を生み出し続けます。

かつて仏陀は、どんな難行苦行をしても、それらを無くすことは無理であったと言いました。

そのことからもわかるように、

私たちに出来るのは、心の中の雑念妄念に捕らわれず、

心を静めることだけです。

心が静まると、心の中に愛が満ちてきます。

全てを許し、全てを愛することが出来るようになってくるのです。

なぜなら、私たちの本当の姿である真我は愛だからです。


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