2016年1月22日金曜日

ヨーガ・スートラ第1章第13節

ヨーガ・スートラ第1章第13節

तत्र स्थितौ यत्नोऽभ्यासः

【タットラ スティタウ ヤットナハ アッビャーサハ】

考えを静かに収め、心が真実に留まるように努力することがアッビャーサ(繰り返しの練習)です。

~スートラの解説~

考えを静かに収めることは、すぐに出来るようになることではありません。

普段から、自分の心をよく見つめて、

心が感情に流されそうになった時もあきらめずに、

心が乱れないように努力を続けることがアッビャーサです。

それは、感情を捨てるということではありません。

恐怖や怒り、悲しみに捕らわれず、

違う受け止め方を模索し、

どのような出来事も、前向きに解釈するように心がけるのです。

真我にとってマイナスな事柄など、現実には起こりません。

全ては学びであり成長のために起こるのです。

そういう考えで生きている人は、

いつも幸せと感謝を抱いて生きていけます。

そして、その幸せと感謝の波動がさらに多くの幸せと感謝を引き寄せ、

苦悩の人生から解放されるのです。

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