2016年5月1日日曜日

「アミ 小さな宇宙人」シリーズ7



ペドゥリート、地球人には知らないことがたくさん、たくさんあるんだよ。

今から数千年前のことだ。地球には一度、現在とほぼ同じような文明が存在していた。

でもその文明は、科学の水準が愛の水準をはるかに上回ってしまっていたんだ。

しかも、世界は分裂したままの状態だった。当然、起こるべきことが起こった。

自滅してしまったの?

うん、完全にね…でも少数の人たちは前もって何が起こるかを知らされ、他の大陸に逃げた。

でもその戦争の結果はさんざんなもので、ほとんどすべて最初からやり直さなければならなかった。

君たちはその結果として今日あるんだよ。つまり、あのとき、生き延びた人たちの子孫なんだよ。

とても信じられないよ。僕は歴史の本にあるように人類の歴史はゼロから、つまり、洞穴に住んでいた原始人からはじまったのかと思っていたよ。 

で、オフィルの人たちはどうやってここにやってきたの?

我々がつれてきたんだ。戦争の起こる少し前に、愛の度数が700度かそれ以上あるよい種を

有している人だけ選んで助けたんだ。助けるに値する人はほんのわずかだったよ。

地球には神話やおとぎ話として残っていますね。ノアの箱舟の話しとか。

昔、700度以上あった人はオフィルへと運ばれ、700度以下だったほとんどの地球人は戦争で死んでしまったんですね。

現在の地球人である私たちは、そのときの生き残ったわずかな地球人たちの子孫ということです。

当時の地球人の平均が450度だったので、愛の度数が700度を超えていた人はわずかにしかいなかったようです。

じゃ、どうしたら700度以上あるかどうか知ることができるの?

それは簡単だよ。なんの利害もなく、人のためにつくしている人は皆、700度以上あるんだよ。

だそうです。何の利害もなく、他人につくすということは誰もが簡単に実践できるわけではありませんよね。

でも、大きなことじゃなくていいと思うんです。小さなことでもぜんぜんOKでしょう。

身近なところから、誰もが実践可能なんですよね。

利他の精神を少しずつ育てて、大きくしていくことが大切なんだと思います。

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