人間が互いに与えてほしい、最高の癒し、信頼、安心感、喜びは、
「その人の存在をありのままに受け入れて、肯定して祝福してくれる」
ことではないでしょうか？
人は誰でも、自分の存在価値・存在意義を肯定したくて、受け入れてほしくてもがいているものだと思います。
この世には人間同士、いろいろな言葉があって、伝え方があって、受け取り方もあるけれど、総括してこの
「完全に存在を認めてくれる状態」
が互いにあれば、誰もがいつも安心して心地よく生きていける気がします。
だから赤ちゃんにいつでも最優先にしてあげたいのが、
「いてくれるだけで幸せ。ありがとう。」
と常に感じてもらえるようにすること。
今もお腹の中でモゾモゾ元気に動いている赤ちゃん＊＾＾＊
言葉でも気持ちでも、その存在に常に精一杯の感謝を送っていきます！
最近ちょうど、アドラー心理学/哲学の本をちょっとかじってみましたが、こうやって精神的にほわ～と思っていただけの私の考えに、とっても近い一説がありました。
人間には、その存在価値を自分自身で受け入れているか。
受け入れる勇気を十分に持つこと。
これが重要なポイントになってくるそうです。
ある人の行為に注目するのではなく、その存在自体の価値に感謝すること。
自分自身の行為に注目するのではなく、その存在自体の価値に感謝すること。
書いてしまえばシンプルで、勇気というほど大きな問題ではないような気もしてしまいますが、確かに人は人の価値を、その人の行為や見え方で決めてしまってはいないでしょうか？
私はこの事業を成し遂げたからすごい。
こんな貢献を世にしているから価値がある。
何を所有しているから尊敬される。
これができなくなったら私には何もない。
こう思っていては、生きること自体がすごい苦痛で、常に必死に頑張らなければならないものです。
だからと言って力を抜いて何もしないとか、頑張るのは無駄だとか、そういう思想を肯定するものではないですが、人間は自分の存在の肯定ができない限り、必ずどこかで行き詰まるんですね。
立ち止まったり、迷ったり考えたり悩んだりすることは誰にでもあります。
でも存在価値の思想をしっかり持っている人であれば、完全に行き詰まって動けなくなったり、失望、絶望の淵に立つことなく、何があってもその後の人生を充実させることができます。
今全てを失っても、あなたにはこの世に生まれたひとりの人間として、存在しているだけで、肯定されるべきすばらしい価値のあるものなのです。
こんなふうに自分自身、胸を張って言えますか？
まず自分自身で、自分の存在価値がいかに尊いものか受け入れなければ、人に対してもそんなふうに思えるものではありません。
こんな勇気を、いつも絶やさず持っていたいですね。
Thanks!
Michiko
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