おしゃぶり。
みなさんはどんなイメージをお持ちですか?
一般的には、おしゃぶりの意義なんて、単なる赤ちゃんのおもちゃか一種の精神安定剤くらいに思う方が多いんじゃないかと思います。
それに、大きくなってもおしゃぶりをくわえているのは乳離れしていない証拠でかっこ悪いし、親もしつけとしては1歳前後で取りたい…という意見が多いと思います。
私もそうでした--;
でも実は、おしゃぶりは、「呼吸のしつけ」として最適らしいのです!!
これは、以前記事にした鼻呼吸/口呼吸の件と関わっています。
鼻呼吸の大切さ、口呼吸の危険については、その記事に参照いただければと思います^^
http://yogaearth1224.blogspot.jp/2016/03/blog-post_4.html
実は欧米では、3歳を過ぎてもおしゃぶりをくわえている子はたくさんいます。
でも日本で、ちゃんと歩いて走っておしゃべりもできてきた3-4歳の子がおしゃぶりをくわえていると、
「3歳にもなって…」
と白い目で見られることが多いですよね。(私もそうでした…><)
でも簡潔に言って、これは誤解のようです。
つくづく、一般論=正しいと盲目にならず、自分で色々確かめ、納得した上で行動するに越したことはないなと思います。。
1歳を過ぎると、言葉が増えてきますね。ここから3歳くらいにかけて、言葉を覚えて発し始めると、その子たちは面白がって口呼吸を覚えてしまいがちです。
おしゃぶりで、言葉を発する必要の無い時はきちんと口を閉じておくことが、良い呼吸のしつけになります。
おしゃぶりを正当な理由を掲示してすすめているお医者さんは、
「おしゃぶりをすると歯並びが悪くなるのでは」
という意見をよく聞くそうですが、赤ちゃんの健康を研究されたおしゃぶりを選べば、それに影響はないそうです。
そもそも、1歳前後でおしゃぶりから離された子達は、たいてい指しゃぶりの習慣がついてしまいます。
この時期の子は、歯が生えてかゆかったりするだけでなくほぼ本能的に、口にしゃぶるものを求めている上に、おっぱいをしゃぶるのと同様、しゃぶるという口の運動は、身体の成長にも関わっているそうです。
それなのに、おしゃぶりを取り上げて、指しゃぶりはダメ!と何度注意しても、自然と指が口や鼻のまわりに行ってしまうのは仕方のないことです。
それは、決して甘えの象徴ではないと思います。
そして指は、骨があるししゃぶる用にできているわけではないので、これこそ深刻に歯並び、歯の成長に影響するそうです。
ちなみに、ドイツのヌーク社というメーカーが、赤ちゃんの歯並びや健康を研究し、50年以上前に「良いおしゃぶり」を開発したそうです。
現代では日本で人気のピジョンでも、赤ちゃんの健康面の研究から考えられたおしゃぶりが出ているそうですよ。
育児に関して、真剣に調べて真剣によりよい、納得のいくものを探す度に、いろいろな面で、一般常識だけに捕らわれてはいけないなと実感しています。
でもご紹介できるのは、私の個人的な意見になりますので、みなさんも自分の中の正しい結論を求めて、自分で納得するだけのリサーチをすることをおすすめします^^
Thanks!
MICHIKO
これからも夫婦仲良く楽しんで記事を書いていきます。

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