2016年8月10日水曜日

帝王切開の記録Ⅵ


10、人生で一番幸せな日の夜


産後の状態は色々な人がいると思いますが、私の場合は、手術の直後に本当に意識がはっきりしていてすごく元気だったので、このまま問題なく身体は回復していくように思っていました。

でもその時は、まだ痛みも下半身の感覚も一切なかったので、その後それらが徐々に戻ってきてからが、一番身体が辛かったです。


意識とは裏腹にやっぱり身体は消耗していたのか、夕方5時くらいでしたが、すぐに眠ってしまいました。

その後、いったん目も覚めて、2時間おきの看護師さんのチェックが入りました。

血圧などは健康でしたが、熱が37度後半だったのを少し気にしつつ、まだ眠いし足やお腹の痛みは無いのですぐ入眠。

 
それから2時間後、再チェックのあたりから、熱がどんどん上がり始めて、自分でも少し様子が変で、身体が熱いしだるいのを実感。

熱のことを聞いてみると、
「お腹を切っていますからね、身体の反応でいったん高熱が出ることはあります。」
と、とても落ち着いた対応でした。

術後に心配される、他の急な身体の変化や吐気、血栓の恐れもなかったのですが、高熱が久々に出た私は苦しくなってきました。。


下半身の薬も少しずつ切れ、熱による身体のだるさと上半身の痛みはピーク。

それがおそらく39度近く熱が上がった時で、逆に辛くて眠れなかった私は、心配させたくはなかったですが、そんな気持ちの余裕もなく、旦那さんにメールで報告しました。

どんな症状が手術後の「危険な結果」なのかがわからなかったし、実際看護師さんにも、絶対感染症ではないとは言えない状態だったので、今回の手術で一番不安な時でした。

せっかく赤ちゃんが元気に産まれたのに、私がこのまま病気だったら…><
母乳もすぐあげれるかな…と、働かない頭でも色々とぐるぐる考えました。


手術以外であまり薬を足したくなかった私ですが、その時は看護師さんの判断にお任せして、解熱剤を使ったようです。

脊中や腕の点滴から様々な薬の調節ができるので、チェックの時も意識が朦朧として、あまりどういう対処をしたのか覚えていません^^;

熱、痛み、不安で、人生で一番幸せなことが起きた直後の、一番身体が辛かった夜でした;;


Thanks!

MICHIKO

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