間をあけましたが、入院のことや手術のことに関する連載の続きです^^
最初に、これは残しておきたい!と思った帝王切開の生々しい記録はもうおしまいですが、出産経験での大きな気付きで、帝王切開ゆえに得られたことがあるので、いくつか挙げたいと思います。
それもそのひとつが、病院への偏見についてだからです^^;
私のお産が帝王切開になった理由、つまり赤ちゃんが最後まで骨盤位で普通分娩ができなかった理由は、今までもこれからも、わかりません。
赤ちゃんも産まれて健康そのものですくすく育っているし、私にも「普通だったら危なかったですね」という健康上の理由も見つからないし。
正直、最初に理想としていたお産ではありませんでした。
私は以前から、一般的以上に普通や自然にこだわっていたし、病院は嫌いだし、助産院で出産しようとしていたし…
妊娠中は、なんでこの私が手術することに?!と、思ったこともあります。
でも、出産が終わった今は、全てがこれでよかったんだと思っています。
基本的には常に、何かを選択した時や、どちらかに行かなければならなかった時、結果これが最適だったんだ!と思うようにしているのですが、今回は、意識的に思う以上に、本当に心からよかったと思えました。
そもそも、私が病院に偏見を持っていたからこそ、こういう道に導かれたのかな~とも思います。
もちろん薬の採りすぎや、自然療法を差し置いた医学は、全て受け入れられるものではありませんが、病院自体を悪のように思っていた私は、間違っていました。
とくに自然療法や健康志向に力を入れ始めた数年前からは、もう一生入院も手術もすることはない!と勝手に思っていた私。
今回の手術の過程、傷の治療や回復、病院側の対応すべてに、とても良い印象を持つことになった私としては、病院だけに限らず、偏見を持っている全てのことに、きちんと目を向けるきっかけにもなりました。
善悪の判断は、人間にはできません。
苦手意識や、自分にとってはやめておいた方がいいもの、避けて生きるべきものはもちろんあります。
でも、これは悪だから消滅させるんだ!という判断は、私たちにはできません。
例えば何か、一般的には「悪い」ことをしている人の人生には、その「何か」をする使命、運命付けられたものが必ずあるんだと思います。
たかが一度の入院、一度の安全な手術の経験ですが、私には、そういった人生において理解しておく必要のあることを、学べたように思います。
その点でも、とても付加価値の高い出来事になりました^^
いつもこうやって、どんなことが自分に起きても、必要なことだと位置付けて、受け入れられる自分でいたいです。
Thanks!
MICHIKO
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