2016年8月9日火曜日

帝王切開の記録Ⅴ


9.手術完了直後~お部屋へ

無事に出産してから麻酔で眠りましたが、自分の感覚としては、ほんの一瞬目を閉じただけと思えるほどの短い間でした。

目が覚めてからも、身体がほとんど動かない状態でぼんやりしましたが、

「無事に終わりましたよ、気分は大丈夫ですか?移動しましょうね。」

と話しかけられると、すぐに意識がはっきりしてきて、質問にもしっかり答えつつ、私は何もしないまま身体を持ちあげられて、真横にある移動ベッドに移してもらい、手術室の外に出ました。


部屋に戻る途中で私の両親と旦那さんが待っていてくれて、手術前と変わらず元気な私を見て、

「もう大丈夫なの?具合は?」

と心配してくれましたが、私はこの時まだ麻酔も効いて痛みはないし、本当に手術前から何も消耗
した感覚はなく、意識もしっかりあって元気でした。

家族と笑顔で話していると、赤ちゃんを連れてきてくれました。

もう保育器のようなものからも出て、普通の移動ベッドの中から、看護師さんが抱っこして、また私の横にぴったり寄せてくれました。

でもここでも、動けない私は赤ちゃんの顔がはっきり見えませんでした^^;


そのまま入院するお部屋へ戻り、母子ともに健康だったので、赤ちゃんも一緒に運んできてくれました。

帝王切開を受けた産婦は、母子同室は身体が動くようになった3日目以降が原則なので、その時は、ママが起きている時間に特別面会的な感じでした。


この時間、本当に身体は感覚もなく動かないけれどとても元気だったし、赤ちゃんと早くたわむれたくて、旦那さんに一緒にいてもらって、写真を撮ったり赤ちゃんをベッドに寝かせて腕に抱っこしたり、とっても和やかで幸せに過ごしました。

ここで、胸に抱っこもしたいけど、動かない身体だとそれをしたら顔が見えず、旦那さんに色々場所調節をしてもらい、ようやく頭だけ動かして、赤ちゃんの顔をしっかり見ることができました^^


一通り赤ちゃんとの時間を取ってから、前夜によく眠れなかった旦那さんにも早めに帰って休んでほしかったし、そろそろママも休息してください。と言われて、赤ちゃんを預かってもらいました。

ここまでものすごくいい感じで、全て思い描いていた通り。

こんなに順調でいいのかな?と思っていたところ。。

夜から少し、状況は変わります^^;

つづく

Thanks!

MICHIKO

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