तज्जपः तदर्थभावनम्
【タッ・ジャパハ タダルタ・バーヴァナン】
このオーム(聖音)を繰り返し、音の意味に瞑想することをジャパ瞑想といいます。
~スートラの解説~
ジャパ瞑想の「ジャ」は打ち勝つ、「パ」は過去の不徳という意味で、
マントラ(聖音)を繰り返し唱えるのがインドの伝統的な瞑想です。
また、オームの一つの音に自分の考え(マン)をつなぎとめるための道具(トラ)がマントラです。
どのマントラもオームの音(聖音)から始まり、瞑想の助けになります。
瞑想では、
単純な音を繰り返すことで、次々と沸いてくる想念を除外していきます。
そして最後にマントラの音だけが残り、
さらにその音さえも消え去ったとき、
真我の存在に気付くことができます。
それは、肉体でもなく、考えでもなく、
魂そのものです。
私たちは真我であり、永遠の存在であり、
すべてが学びなのです。
私たちはこの世に、魂を磨くためにきました。
そのことを深く理解できるでしょう。

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