2016年2月11日木曜日

ヨーガ・スートラ第1章第28節

ヨーガ・スートラ第1章第28節

तज्जपः तदर्थभावनम्

【タッ・ジャパハ タダルタ・バーヴァナン】

このオーム(聖音)を繰り返し、音の意味に瞑想することをジャパ瞑想といいます。


~スートラの解説~

ジャパ瞑想の「ジャ」は打ち勝つ、「パ」は過去の不徳という意味で、

マントラ(聖音)を繰り返し唱えるのがインドの伝統的な瞑想です。

また、オームの一つの音に自分の考え(マン)をつなぎとめるための道具(トラ)がマントラです。

どのマントラもオームの音(聖音)から始まり、瞑想の助けになります。

瞑想では、

単純な音を繰り返すことで、次々と沸いてくる想念を除外していきます。

そして最後にマントラの音だけが残り、

さらにその音さえも消え去ったとき、

真我の存在に気付くことができます。

それは、肉体でもなく、考えでもなく、

魂そのものです。

私たちは真我であり、永遠の存在であり、

すべてが学びなのです。

私たちはこの世に、魂を磨くためにきました。

そのことを深く理解できるでしょう。



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