2016年2月26日金曜日

ヨーガ・スートラ第1章第39節

ヨーガ・スートラ第1章第39節

यथाभिमतध्यानाद्वा

【ヤター アビマタ・ディヤーナーッドヴァー】 

心がひかれる対象1点に集中し、瞑想することによっても心は静まります。

~スートラの解説~

心がひかれるものがあれば、その一つの対象に心の動きを定めます。

そして瞑想をして、その物事の本質を見極めることで、心の静けさをもたらすことができます。


物事の本質とは、

すべての存在が「空」であるということです。

物や事、全ての物事が永遠の存在ではなく、

常に変化している実体のない存在に過ぎないんだということに気付きます。

物は古くなったり、壊れたり、その状態は時の経過によって変わっていきますね。

私たちの身体もそうです。

年を重ねればいろんなところにガタがきます。

足が痛い、腰が痛い、目が見えない、耳が聞こえない等。

しかし、それらは私たちがこの世で学ぶための「肉体という道具」でしかありません。


この世にある物や道具、物質はすべてが「空」なのです。

ですから、執着することはむなしいことなんですね。

そう思えると、心がすーぅっと楽になります。

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