2016年2月14日日曜日

ヨーガ・スートラ第1章第31節

ヨーガ・スートラ第1章第31節

दुःखदौर्मनस्याङ्गमेजयत्वश्वासप्रश्वासाः विक्षेप सहभुवः

【ドゥッカ(1) ダウルマナッシャ(2) アンガメージャヤトヴァ(3) 

シュヴァーサ・プラシュヴァーサー(4) ヴィクシェーパ・サハブヴァハ】 

(1)悩み、苦しみ(2)落ち込み(3)体の動揺(4)呼吸が乱れる、が同時に起こります。

~スートラの解説~

パタンジャリ先生は人間にはまず5つの心の苦しみがあり、そこから9つの苦悩が起こり、

その結果として4つの心と体の症状が起こると言いました。

まず、5つの心の苦しみは、

1.無知

2.強い自我

3.激しい欲求

4.憎しみや嫌悪

5.恐れ、死への恐怖

そしてここから、前の第30節で述べた9つの苦悩が起こり、

この章で説明する4つの心と体の症状が起こります。

私たちは頭の中でいろいろと良くない妄想を生んでしまい、

それが続くと9つの苦悩が起こり、

その結果として悩み苦しんだり、落ち込んだり、体が動揺したり、呼吸が乱れるのです。

大本には5つの心の苦しみ、無知、自我、欲求、嫌悪、恐怖があるんです。

ヨガ哲学をよく勉強し、瞑想で心を落ち着け、

負の循環が起こらないようにしましょう。

いつも心は明るく、前向きに。

心が疲れた時は、身近にある幸せを数えて、口に出して一つ一つ感謝をするとよいでしょう。



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